作文の重要性
未分類Withでは中学生の国語の時間に毎度、作文の時間を設けています。
作文の時間を設ける理由は2つあります。
①覚えた言葉、漢字のアウトプット
読書がインプットであるとすると、作文はアウトプットです。
記憶の定着にはアウトプットが重要です。特に習った漢字は必ず使うよう指導します。
②作文のスピードを強化
作文は、与えられたテーマに沿って自分で書く内容を考えなくてはなりません。
日頃から様々なテーマの作文を書いていることで、頭の中からネタを素早く引っ張り出すことができます。
また、千葉県の入試の国語は時間配分が厳しく、作文に使える時間は5~10分程度。
しかも配点は12点と高いため、落とすわけにはいきません。
そして、学年別にやり方を変えています。
1・2年生は、身近なテーマで書く5行作文。(好きなものは、ご飯orパンなど)
とにかく5行以上書けばOK!習った漢字は使う!というゆるい条件で書かせます。
まずは思いついたことを自分の言葉でどんどん書く、アウトプットの練習です。
3年生は入試と同様の形式で誤字・脱字、文法などを厳しめにチェックします。
授業に作文を取り入れてから、生徒の書き上げるスピードは目を見張るほど速くなりました。
中には作文の時間が楽しい!という生徒も出てきて嬉しく思います。
模試においても、いい結果が出ています。
現代では連絡ツールに手紙を使うことはほぼなくなりました。
その代わりに主流となっているものがLINEです。
短い言葉やスタンプだけで済ますことが多いですよね。
そんな時代だからこそ、文章を書く学習が必要です。
入試だけではありません。社会人になれば報告書・企画書等、文章を作る機会は多々あります。
書く力は人生において必ず役に立つものになるでしょう。